札幌市豊平区の「はりきゅう専門」の治療院。健康増進目的の健康講話や被災地支援を積極的に行っています。

肩こり・首、肩の痛みの症例

症例6 肩から背中にかけてピンと張ったような痛みと腰痛 男性 30代

来院

2018年5月

症状と来院理由

1週間前から、首から肩にかけて引っ張られたような痛みがあり、我慢ができなくなって以前治療してもらってすぐに治った当治療院に来院。

主訴

右側の首から肩にかけて突っ張ったような痛み。首を回すと痛みの増悪が見られる。

右側のお尻あたりが、じっとしていても痛みが続いている。

治療経過と内容

首を触診すると右側に顕著な硬さがあった。痛みの場所としては首から肩甲骨の内側にかけて引っ張られたような痛み。足に鍼をしたところ、肩と腰の筋肉の緊張が緩んだこととが自覚でき、痛みの消失があった。また首と肩の筋肉の緊張が取れたことも治療者の間隔として認められた。翌日2回目の診療では、首の痛みが明確になってきたと話があったため、触診をして腰部のツボに鍼をして5分置鍼をした。治療後痛みがすべてなくなったということで治療終了となる。

同時に治療した症状

なし。

治療回数

2回

使用した主なツボ

地機R 築賓R 上髎R 下髎R

考察

痛みのポイントが肩と腰というよくある症例。なるべく局所へ施術せずに治療を行うことで、治療効果を際立たせることができた。

多くの症状に対し最小の鍼刺激で治療ができるように今後も研鑽を続けていきたい。

 

症例5 上を向けない、右を向くと背中まで響くような痛みを感じる 女性 30代

来院

2018年3月

症状と来院理由

1週間前に寝違えたことをきっかけに首が動かなくなった。少し痛みは改善するも、振り向くと首から肩甲骨にかけて痛みを感じる。

主訴

首を回旋することができない。

上を向くことができない。

治療経過と内容

首を触診すると左側に筋緊張があった。首の回旋以外にも動作確認をすると、横に倒す動作も痛みの再現があった。

 

まずは、上を向くことができないという症状に対し、背中の筋肉を安定させることによって動作改善を図る。首回旋時の痛みはこの時点で消失。しかし、回旋した状態で上を向くことができないという新たな問題が出現した。背中の緊張点の反応とツボの反応より手にあるツボに刺鍼し再度動きを確認したところ、動きの制限や痛みが完全になくなったことから治療終了となる。

 

同時に治療した症状

なし。

 

使用した主なツボ

後谿L

 

考察

治療時間は10分と非常に短かったが、治療効果としては非常にいい結果を残すことができた。しかし問診時点の予測と、実際の治療での結果が異なった事例でもあった。しっかりと触診ができた例ではあったが、問診精度をもっと高める課題も見つかった、今後の臨床に生かしていきたい。

 

 

症例4 肩の後がずっとじわじわ痛む 男性 30代

来院

2017年11月

 

症状と来院理由

2週間前から右肩の後方がじわじわと痛くなった。以前当院で腰を治療をしたときに、しっかり治った実績があったため、当院を再来となる。

 

主訴

2週間前から肩の後方がじわじわと痛い。

痛みの増悪動作なく、痛くなったきっかけも思い出せない

治療経過と内容

肩を触診するも、左右差はないが、全体的に張った感じがあり目立った硬結を見つけることができなかった。お腹を触診したところ、全体的に痛みはあるが、特に痛みが強い場所を見つけたため、肘にあるツボに取穴。その後肩が緩んだ自覚があったが、痛い場所が明確になった。その後手にあるツボに鍼を刺し、1分ほど置鍼をした結果、患者さんより、どんどんゆるんでいくのがわかると話があった。

治療終了後、痛みが全くなくなり片側だけ軽くなった印象。治療側からの発汗が感じられたと感想があった。

主訴が消失したため、治療終了となる。

 

同時に治療した症状

なし。

 

使用した主なツボ

曲池R 合谷R

 

考察

痛みの場所が不明瞭で原因も不明である症例。症状を局所ではなく全身で見ることによって治療ポイントが明確になった。問診と触診を丁寧に行うことで的確なツボを選ぶことで、5分という短い時間で治療が終了した。

触診のみで治療点を見つけられなかったが今回の反省であった。触診精度を上げることでさらなる治療時間の短縮という形で、患者さんの負担を減らせられるので、今後も精度を高めていきたい。

 

 

 

症例3 肩と腰と膝が痛く、奥歯が浮いた感じがする 女性 40代

来院

2017年11月

 

主訴

左奥歯:浮いた感じがして何とも言えない違和感がある。

左肩 :普段の肩こりよりも強い症状で、常時鈍痛がある。

左腰 :痛くてだるい感じがする。

左膝 :正座や横座りをすると激痛が走ることがある。

治療経過と内容

首と背骨を触診すると、左側に明らかな筋緊張がった。左手にあるツボに鍼を1本行い、3分ほど置鍼を行うと、主訴として肩の痛みと腰の痛みが引いていくのがわかったと発言があった。

置鍼後再度首と背骨を触診すると筋緊張がなくなっていた。

腰部に若干の違和感が残ったため、問診を進めると、歯ぎしりがあると言われマウスピースをして寝ているとのこと。連動する肩のツボに鍼を刺し、触診すると腰の違和感もなくなっていた。

この時点で膝の痛みを確認したところ再現見られなかったため治療終了となる。

 

同時に治療した症状

 

使用した主なツボ

養老L 肩参L

 

考察

もともと歯ぎしりと肩こりが常時あり背中が辛い症状があったことにより、脊椎や肩甲骨の稼働が悪くなり症状が一時的に強く出た状態と考える。

膝の痛みについては肩腰と連動していることも多く、それらの問題が解決されたことにより膝の痛みが消失したと考えられる。

今回の主訴の中で主な原因点をいち早く発見できたことが、治療に使うツボの数を少なくさせれたと考えられる。

今後も原因と症状の見極がより精度よく行えるようにしていきたい。

 

 

症例2 首を動かすと背中に痛みを感じる 男性 30代

 

来院

2017年6月

 

症状と来院理由

朝起きると首が痛い。特に右を向いたときと、右に傾けたときに背中の肩甲骨の内側に張ったような痛みを感じる。運転もままならないため、インターネットで地下鉄駅より近い治療院が見つかり来院。

 

主訴

顔を下に向けた状態・右を向いた状態・首を右に傾けた状態で、左の背中(肩甲骨の内側)がと張ったような痛みを感じる。

頸が動かし難い。(右向き30°程度で痛みがでる)

 

治療経過と内容

頚を触診すると右側に弱いが筋緊張があった。背中の筋肉(脊柱起立筋)も、左側の筋肉に緊張が見られた。

左手とあるツボに鍼を1本行い、背中のピンと張った痛みが大きく軽減した。また右を向く動作も30°から70°程度まで可動域が改善した。

腰の回旋運動による痛みも、半分以下に減ったため治療終了とした。

 

同時に治療した症状

 

使用した主なツボ

六谿L

 

考察

問診の中で、子供と一緒に寝ており、眠りも浅く寝返りもまともにできない状態で夜寝ている。寝起きに背中が痛いことが多いとお話があった。寝具業界の記事では一般的には一晩の寝返りは20~30回とよく見る。寝返りをすることで、全身の血流や発汗、体重の分散体にかかる負担を減らす等の効果があるといわれている。その寝返りがあまりできないのであれば、当然ながら背中への負担は大きなものになり、体のスムーズな動きが阻害され痛みとして出現したと考えられる。

 

 

 

症例1 肩が痛く首が動かせない 男性 30代

来院

2017年6月

 

症状と来院理由

朝起きたら肩を動かすと痛みがでていた。その後腕を動かしても肩の奥が痛みを感じるようになってきたが痛みの場所ははっきりとわからないインターネットで調べ職場から近い当治療院を見つけた。

 

主訴

首を右に傾けると肩の奥が痛い。

 

治療経過と内容

首を触診するも全体的に筋緊張があり、首の動き(可動域)も悪い。また右腕の理学テスト(ひじを曲げる)したところ痛みの再現が見られた。

右手にあるツボに鍼を1本行い、右腕の理学テストをしたところ痛みの再現が認められなかった。そのまま治療院で20分ほど休んでもらうと頸の違和感の消失や、可動域の改善が見られたため治療終了となる。

 

同時に治療した症状

 

使用した主なツボ

魚際R

 

考察

普段から頸の動きが悪く睡眠の質も良くないと自己申告があった。寝ているときに無理な体制をとったためか、一時的に腕と肩に負担がかかったのだと考える。痛みの主訴としても場所がはっきりしないため最も可能性の高いツボに鍼を行い痛みが消失したケースである。今後は問診技術や検査技術の向上を努め、より治療精度を高めていきたい。

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