肩こり、首や肩の痛みの症例

症例8 整形外科や理学療法、整体を受けても一向に良くならなかった 女性 40代

来院

2019年10月

症状と来院理由

2年以上前よりずっと継続した肩の痛み。仕事にも支障がある。特に三角筋付近の痛みがあり、腕を上げたり結帯動作が困難な状態。

主訴

右肩の屈曲(前から上げられない)と外転(横から上げられない)ができない。結帯動作ができない。

施術経過と内容

首・背中・お尻を触れると左右差のある筋緊張があった。2年間にわたり肩の痛みがあり、可動域制限があると筋肉の強い緊張があると予想されたが、肩回りを触れた結果五十肩の特徴的な感覚はあったが、ガチガチの印象はなかった。症状のある期間が長かったので、ゆっくりと施術をすることを説明をし、なるべく遠いツボから施術を開始。施術後は来院者さんが驚くほどの効果が見られた。2回目の施術が終わった時点で、ある程度納得される結果が出ているが、引き続き施術を継続されることを希望。

同時に施術した症状

なし。

使用した主なツボ

申脈R、内谷R、曲池R、六髎

考察

2回の施術で納得できる効果は上がっている。また五十肩用の自宅のセルフケア指導も功を奏し、症状と向き合うこともできている。しかし現在も仕事をしており施術のゴール高い。今後も継続で施術とメンテナンスを希望された。鍼灸師は来院者さん自身が治ることをお手伝いすることしかできない。自身が痛みやケガと向き合い施術に臨めるように、今後も施術時間の短縮と鍼の数を減らし来院者さんの負担を減らせられるように施術していきたい。

症例7 15年以上続く肩から奥の痛い 男性 50代

来院

2018年8月

症状と来院理由

様々な整形外科や整骨院・整体に通ったが一向に治らず、困って鍼灸院を探して、肩の痛み専門の当鍼灸院のホームページを見つけ予約し来院となる。

主訴

野球の投球をすると肩の奥に痛みが走り、趣味の草野球ができなくなった。

施術経過と内容

首・臀部・股関節を触れると運動の連動部位に筋肉の緊張が見られた。痛みの場所がポイントであったが、まずは全身の緊張をとる施術を開始。施術3回目にして、痛みのポイントを行い、15年以上の頑固な痛みが、3割程度まで減少したことから施術終了となる。

同時に施術した症状

ひざ痛・足底筋膜炎

施術回数

3回

使用した主なツボ

L1(1.5)R 精霊R 玉陽L

考察

長年続いてきた頑固な痛みの症例。様々な方法を試した結果が現状であったため、来院者さんもあきらめ半分で施術を受けに来ていた。しかしながら、3回という少ない施術回数で、来院者さん自身が満足するレベルまで回復できた。デスクワークが中心ということもあり、全身の緊張が肩痛の症状として表出していたと推測される。肩は全身の不具合が症状として表出しやすい場所であるため、全身をしっかりみれるような施術が要求される。

最後は子供とキャッチボールができると嬉しそうに笑顔を浮かべていたのが印象的であった。

症例6 肩から背中にかけてピンと張ったような痛みと腰痛 男性 30代

来院

2018年5月

症状と来院理由

1週間前から、首から肩にかけて引っ張られたような痛みがあり、我慢ができなくなって以前施術してもらってすぐに治った当鍼灸院に来院。

主訴

右側の首から肩にかけて突っ張ったような痛み。首を回すと痛みの増悪が見られる。

右側のお尻あたりが、じっとしていても痛みが続いている。

施術経過と内容

首を触れると右側に顕著な硬さがあった。痛みの場所としては首から肩甲骨の内側にかけて引っ張られたような痛み。足に鍼をしたところ、肩と腰の筋肉の緊張が緩んだこととが自覚でき、痛みの消失があった。また首と肩の筋肉の緊張が取れた。翌日2回目の施術では、首の痛みが明確になってきたと話があったため、触れて腰部のツボに鍼をして5分置鍼をした。施術後痛みがすべてなくなったということで終了となる。

施術回数

2回

使用した主なツボ

地機R 築賓R 上髎R 下髎R

考察

痛みのポイントが肩と腰というよくある症例。なるべく痛みが出ているところに施術しないことで、効果を際立たせることができた。多くの症状に対し最小の鍼刺激で施術ができるように今後も研鑽を続けていきたい。

症例5 上を向けない、右を向くと背中まで響くような痛みを感じる 女性 30代

来院

2018年3月

症状と来院理由

1週間前に寝違えたことをきっかけに首が動かなくなった。少し痛みは改善するも、振り向くと首から肩甲骨にかけて痛みを感じる。

主訴

首を回旋することができない。

上を向くことができない。

施術経過と内容

首を触ると左側に筋肉の緊張があった。首の回旋以外にも動作確認をすると、横に倒す動作も痛みの再現があった。

まずは、上を向くことができないという症状に対し、背中の筋肉を安定させることによって動作改善を図る。首回旋時の痛みはこの時点で消失。しかし、回旋した状態で上を向くことができないという新たな問題が出現した。背中の緊張点の反応とツボの反応より手にあるツボに刺鍼し再度動きを確認したところ、動きの制限や痛みが完全になくなったことから施術終了となる。

使用した主なツボ

後谿L

考察

施術時間は10分と非常に短かったが、効果としては非常にいい結果を残すことができた。しかし症状の聞き取り時点の予測と、実際の施術での結果が異なった事例でもあった。しっかりと触れることができた例ではあったが、症状の聞き取りの精度をもっと高める課題も見つかった、今後の臨床に生かしていきたい。

症例4 肩の後がずっとじわじわ痛む 男性 30代

来院

2017年11月

症状と来院理由

2週間前から右肩の後方がじわじわと痛くなった。以前当院で腰を施術をしたときに、しっかり治った実績があったため、当院を再来となる。

主訴

2週間前から肩の後方がじわじわと痛い。痛みの増悪動作なく、痛くなったきっかけも思い出せない。

施術経過と内容

肩を触れるも、左右差はないが全体的に張った感じがあり目立った硬結を見つけることができなかった。お腹を触れたところ全体的に痛みはあるが、特に痛みが強い場所を見つけたため、肘にあるツボに取穴。その後肩が緩んだ自覚があったが、痛い場所が明確になった。その後手にあるツボに鍼を刺し、1分ほど置鍼をした結果来院者さんより、どんどんゆるんでいくのがわかると話があった。

施術終了後、痛みが全くなくなり片側だけ軽くなった印象。施術側からの発汗が感じられたと感想があった。

主訴が消失したため、施術終了となる。

使用した主なツボ

曲池R 合谷R

考察

痛みの場所が不明瞭で原因も不明である症例。症状を局所ではなく全身で見ることによって施術ポイントが明確になった。症状の聞き取りと体へ触れることを丁寧に行うことで的確なツボを選ぶことで、5分という短い時間で終了した。

体へ触れるのみでツボを見つけられなかったが今回の反省であった。ツボを見つける精度を上げることでさらなる施術時間の短縮という形で、来院者さんの負担を減らせられるので、今後も精度を高めていきたい。

症例3 肩と腰と膝が痛く、奥歯が浮いた感じがする 女性 40代

来院

2017年11月

主訴

左奥歯:浮いた感じがして何とも言えない違和感がある。

左肩 :普段の肩こりよりも強い症状で、常時鈍痛がある。

左腰 :痛くてだるい感じがする。

左膝 :正座や横座りをすると激痛が走ることがある。

施術経過と内容

首と背骨を触れると、左側に明らかな筋緊張がった。左手にあるツボに鍼を1本行い、3分ほど置鍼を行うと、主訴として肩の痛みと腰の痛みが引いていくのがわかったと発言があった。

置鍼後再度首と背骨を触れると筋緊張がなくなっていた。

腰部に若干の違和感が残ったため、症状の聞き取りをすると、歯ぎしりがあると言われマウスピースをして寝ているとのこと。連動する肩のツボに鍼を刺し、触触れると腰の違和感もなくなっていた。

この時点で膝の痛みを確認したところ再現見られなかったため施術終了となる。

使用した主なツボ

養老L 肩参L

考察

もともと歯ぎしりと肩こりが常時あり背中が辛い症状があったことにより、脊椎や肩甲骨の稼働が悪くなり症状が一時的に強く出た状態と考える。膝の痛みについては肩腰と連動していることも多く、それらの問題が解決されたことにより膝の痛みが消失したと考えられる。今回の主訴の中で主な原因点をいち早く発見できたことが、施術に使うツボの数を少なくさせれたと考えられる。今後も原因と症状の見極がより精度よく行えるようにしていきたい。

症例2 首を動かすと背中に痛みを感じる 男性 30代

来院

2017年6月

症状と来院理由

朝起きると首が痛い。特に右を向いたときと、右に傾けたときに背中の肩甲骨の内側に張ったような痛みを感じる。運転もままならないため、インターネットで地下鉄駅より近い鍼灸院が見つかり来院。

主訴

顔を下に向けた状態・右を向いた状態・首を右に傾けた状態で、左の背中(肩甲骨の内側)がと張ったような痛みを感じる。

頸が動かし難い。(右向き30°程度で痛みがでる)

施術経過と内容

頚を触れると右側に弱いが筋緊張があった。背中の筋肉(脊柱起立筋)も、左側の筋肉に緊張が見られた。左手とあるツボに鍼を1本行い、背中のピンと張った痛みが大きく軽減した。また右を向く動作も30°から70°程度まで可動域が改善した。腰の回旋運動による痛みも、半分以下に減ったため終了とした。

使用した主なツボ

六谿L

考察

症状の聞き取りの中で、子供と一緒に寝ており、眠りも浅く寝返りもまともにできない状態で夜寝ている。寝起きに背中が痛いことが多いとお話があった。寝具業界の記事では一般的には一晩の寝返りは20~30回とよく見る。寝返りをすることで、全身の血流や発汗、体重の分散体にかかる負担を減らす等の効果があるといわれている。その寝返りがあまりできないのであれば、当然ながら背中への負担は大きなものになり、体のスムーズな動きが阻害され痛みとして出現したと考えられる。

症例1 肩が痛く首が動かせない 男性 30代

来院

2017年6月

症状と来院理由

朝起きたら肩を動かすと痛みがでていた。その後腕を動かしても肩の奥が痛みを感じるようになってきたが痛みの場所ははっきりとわからないインターネットで調べ職場から近い当鍼灸院を見つけた。

主訴

首を右に傾けると肩の奥が痛い。

施術経過と内容

首を触れるも全体的に筋緊張があり、首の動き(可動域)も悪い。また右腕の理学テスト(ひじを曲げる)したところ痛みの再現が見られた。右手にあるツボに鍼を1本行い、右腕の理学テストをしたところ痛みの再現が認められなかった。そのまま鍼灸院で20分ほど休んでもらうと頸の違和感の消失や、可動域の改善が見られたため施術終了となる。

使用した主なツボ

魚際R

考察

普段から頸の動きが悪く睡眠の質も良くないと自己申告があった。寝ているときに無理な体制をとったためか、一時的に腕と肩に負担がかかったのだと考える。痛みの主訴としても場所がはっきりしないため最も可能性の高いツボに鍼を行い痛みが消失したケースである。今後も症状の聞き取り技術や検査技術の向上を努め、より精度を高めていきたい。

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