アトピーを東洋医学でどのように考えるのか?

皆さんこんにちは。

アトピーの治療にはよく漢方が使われています。東洋医学の専門医でもなく薬剤師でもない鍼灸師がこのことについて考えてみます。

アトピー性皮膚炎は東洋医学で「湿熱」と言われています。ざっくりいうと『体の水分が熱を持っている状態』を言います。

身体の水分の流れが悪くなると熱を帯びるという考え方ですが、おそらく一般的には何を言っているのかわからないはずです。

理由はどうあれ、体の水分の流れを良くしたり、熱を取り除けばアトピー性皮膚炎は治るわけです。キーワードは「水分を出す(代謝の促進)」「熱をとる」です。

また「湿熱」という状態には厄介な特徴があります。症状がしつこく治りにくいと言われています。写真のように汗をかいてそれでおしまいということはないのです。

またアトピー性皮膚炎の患者さんの体質として、のぼせ・ほてりや、汗をかきにくい、お腹の調子が悪い人も多い傾向にあるようです。

漢方薬では、お腹の調子を整え熱を抑えるなど体の内部的な調整を行い治療をしていきます。

 

東洋医学をつかった病気を治す手段は「漢方薬」「鍼灸」「運動」「食事」と言われ、漢方薬も鍼灸も一つの手段になります。

 

なるべく簡単に書いてみました。いかがでしたか?

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